マカは男性の活力増強のサプリメント、という印象が強いようですが、産地では食材として気楽に料理に使われています。老若男女を問わず親しまれています。
マカ maca
分類 : アブラナ科・レピディウム属
英名 : Maca
和名 : マカ
学名 : Lepidium meyenii
原産地 : 南米ペルー
利用部位・収穫時期 : 根を6～７月に掘り上げて収穫、収穫後３ヶ月は強烈な太陽光線のもと天日乾燥
性質 : 多年草
ホルモン分泌とホルモンバランスの調整作用
ペルーのアンデス地方の海抜3500～4000mの高地で栽培されています。
マカはアブラナ科の植物で、かぶのような形をした根茎を食用にします。アンデスの昼夜の激しい温度差、強い紫外線、賛成土壌といった過酷な条件のもと栽培されているマカは、生命力の強さを備えているといわれています。
2000年前から栽培され、インカ帝国時代は特権階級の食べ物として珍重されていました。戦果をあげた兵士へのご褒美として与えられた、とも言われています。
マカは男性の活力増強のサプリメント、という印象が強いようですが、産地では食材として気楽に料理に使われています。老若男女を問わず親しまれています。また、民間伝承薬として、滋養強壮や精力減退、不妊、月経不順対策などに用いられてきました。
多くのアミノ酸が含まれていますが、なんでも多く含まれているのがアルギニンです。アルギニンはヒト成長ホルモンの分泌促進と免疫力保持の働きがあります。マカはホルモンバランスを整える働きがあるとされ、更年期障害や若年性更年期障害にも効果がある、と研究結果もあります。
注目したいのは、アブラナ科の植物に含まれる成分のグルコシノレートです。辛味成分のイソチオシアネートに変化し、抗酸化や抗がん性能を発揮します。100種類以上あるグルコシノレート類で、生理活性が多く報告されているのが、マカに含まれているベンジルグルコノレートです。マカの滋養強壮作用には、コノベンジルグルコシノレートが関わっているのでは、という研究も進められています。
マカは、ペルー政府の政策でとして マカそのものは輸出禁止にされていて、マカパウダーとして輸出されています。
期待される効能
滋養強壮、妊活、ED改善、冷え性、血行改善、アンチエイジング、抗ストレス、ガン予防、抗肥満作用
鈴鹿医療科大学大学院保険衛生学研究科の研究で、更年期障害やストレスからくる若年性更年期障害に対して、マカの効果は十分期待できるものとか考えられる2002年に発表されました。
粉末マカのおいしい食べ方
マカ特有のにおいがあるので、そのまま粉末を粉薬のように飲むのは美味しくないと思います。
プロテインドリンクやスムージーなどに混ぜたり。料理に混ぜたり、デザートに加えて・・・
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